多読的スピーキングの実験

  多読的スピーキングの実験中です。昨夜が第二回。次回第三回のテーマは「好きな本」。10分間のクイックレスポンスのやりとりです。考える時間はないです。とっさに自分の中から出る言葉をタイピングします。多読的スピーキングの実験ですが、現在はスピーキングではなく、その一歩手前のテキストチャットです。ちなみに、第一回は「自分のこと」、第二回は「有名人、あるいは身内の誰かなどになりきる」がテーマでした。第一回は、自分のことだから問題ありませんでした。第二回は娘になりきりました。「保育園の先生の名前」を質問されましたが、普段娘から友達の名前は毎日のように聞きますが、先生の名前はほとんど聞いたことがなく、"I forgot their names"と答えました。もちろん、娘は先生の名前を忘れていないはずですけどね~。

    と言うことは、第三回の「好きな本」も内容がしっかり頭に入っていないとしどろもどろになりそうです。少し考えて、つかこうへいさんの『あえてブス殺しの汚名をきて』『娘に語る祖国』が浮かびましたが、長いこと読んでいません。今朝、twitterを見て、Coccoさんの『想い事。』と『大丈夫であるように - Cocco 終らない旅 -』が浮かびました。tweetから直接浮かんだのは、前者。単行本よりも文庫本の方が好きです。多分、文庫本編集者さんのお仕事だと思うのですが、帯に「明日死ぬかもしれないから今日、愛してるって言おう」というフレーズが書かれています。Coccoさん自身がこのフレーズをエッセーの中に書いてはいなかったと思います。Coccoさんの想いを編集者さんがくみ取って生まれたフレーズじゃないかと思っています。

 現実生活の上では、忘れることがしばしばですが、このフレーズは私の座右の銘になっています。しょうもないレベルのことでは、主に子どもに関することで妻と意見が合わず口論になったとしても、このフレーズを思い出せば、自分から折れます。意見の対立はどちらが正しいどちらが間違っているということではないので、性格上、妻から折れることはないです。明日自分が生きている、明日妻が生きているということは当たり前のことではないと考えています。どちらもが生きている今日、「明日後悔しない行動」をしたいと思っています。今日は仕事、明日は自治会清掃などの用事がありますが、本を読み返せたら、前述のCoccoさんの2冊の本のどちらかを「好きな本」として、多読的スピーキングの実験に臨みたいです。

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