『女の子の学力の伸ばし方』メモ
基礎となる知識の「点」を増やして、それを効果的につなげて「線」にする。
基礎を反復トレーニングで学び、基礎同士を上手につなげる。
できなかったことを自分の工夫や努力によってできるようになるという経験。
良くできている教科を褒めるほうが効果的。
自分の「苦手」に対する意識が強く、一度そのレッテルを自分で貼ってしまうと拒絶感が優先する。
子どもとの信頼関係をしっかり築き、いつも共感を持って寄り添い、フォローしてあげる。
自分の置かれている状況について、周囲の大人に理解してほしい、大人の仲間として理解してほしい。
寄り添って一緒に考えてあげる。
母親の言動をつぶさに観察して、それをモデルに自分をつくる。
「失敗は悪いことではない」と気づかせてあげる。
人間関係の中で周囲とのバランスを取りながら成長する。
エビデンスを重視するので、数字を出して客観的に指摘する。
①土台期
基本的な計算や漢字問題、暗記事項などをいかに速く高い正答率で解けるようにする。
少しずつ集中できる時間を延ばす。
5歳前後を一つの区切りとして、この頃から百ます計算などをすると学力が伸びる。
②知識期
公式を1つでも多く理解したり、国語の読解問題を解いたり、詰め込み学習を徹底的にやると、学力が一気に伸びる。
③仕上げ期
点の基礎知識を有機的に結びつける(つなげる)。
九九のような絶対に身につけておかなければならない基礎事項。社会の場合、都道府県と県庁所在地を全部感じで覚えることなど。
母親とのおしゃべりをとおして、世の中のいろいろなことを学ぶ。
スーパーでの買い物や料理、掃除など家事全般をとおして、ダイナミックな段取り力を身につける(たまねぎから切る理由、今、鍋を火にかけた理由などを教える)。今やっていることは全体にとってどういう意味があるか(マクロ)。
正しい日本語の文章をひたすら書き写す学習。
『学研まんが NEW日本の歴史』全14巻、『風雲児たち』、『風光る』、『NHKその時歴史が動いたコミック版』。
「1929」「1238」とアトランダムに西暦を口にして、その年にあったことを1~2秒で答えさせる訓練を、毎日100問。15分もかからない。
普段から地球儀や地図を見て、親子で楽しい会話が交わせる環境を整える。
『美味しんぼ』、『もやしもん』(生物、微生物)、『銀の匙 Silver Spoon』(生物、動物学)、『宇宙兄弟』、『ちはやふる』。
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