『ほめる力が子どもを伸ばす』メモ
『ほめる力が子どもを伸ばす』メモ
家族間のコミュニケーション。
個性は遺伝しない。
本当に勉強のできる子どもは、勉強もきっちりやるが、習いごともやりながら難関校にも合格している。
教えすぎる先生の場合も生徒は伸びない…生徒が自分の頭を使う経験がない。
(1)我が道を行くライオン(51,SUN)
(2)傷つきやすいライオン(58,SUN)
(3)リーダーとなるゾウ(31,SUN)
<ライオン>
王様扱い、VIP待遇に弱い。
弱音を吐かない。
礼儀礼節にうるさい。
世間体を気にする。
考え方が厳しい。
自分にやさしく、他人に厳しい。
甘えん坊とおやじギャグ。
<ゾウ>
常に何かに打ち込んでいる。
努力と根性の人。
話が大きい。
待たされるのはダメ。
耳ダンボだが、人の話は聞いていない。
敵・味方の区別がハッキリ。
一度キレたら手に負えない。
<SUN>
太陽のイメージは、常に力強く光り輝いている、ギラギラしていて近づきすぎると暑く、離れすぎると寒い。太陽系の真ん中なので、常にみんなの中心であることを望む。周囲から「すごい」と言われるような話やステータスが大好き。のっていないときは別人のように沈み込む。目指すのは成功者。不安をなくすため、安心を手に入れるために頑張る。
<SUN>
周りから注目されたり、認められることを重要視する。資格にも興味あり。
SUNタイプを枠にはめることは、能力を半減させる。本人も非常にストレスを感じる。
<SUN親>
臨機応変な対応をして、何でもできる子になって欲しいと願う。SUNの子どもは放っておいても大丈夫。放任主義が通用するただ一つのグループ。
<SUN親に対する子どもの愛情のはかり方>
自分の心や願望を大切にしてくれるか。
枠にはめず何でも好きにやらせてくれるか。
ほめてくれるか。
不安なときには察してくれるか。
<我が道を行くライオン>
先生や両親に決して弱音を吐かず、自分にも他人にも厳しい子ども。
警戒心が強いのでなかなか本音は表に出さない。
プライドが高く自信家なので、友達付き合いに苦労することも。
自分の運命は自分で切り開いていく。
年齢に関係なく風格も備わっている。
自分の意見を尊重するので、こうと決めたら誰の言うことも聞かない。
勉強熱心な努力家で、自分から勉強するタイプ。
<ライオン>
一番プライドが高い。
全般的におだてに弱く、ほめられるとすぐに上機嫌になる。
人のいやがることでもグチ一つこぼさず、忍耐強くやりとげる。
他人に厳しく自分には甘いところも。
家の中ではゴロゴロと甘えたり、わがままを言うなど、外と内のギャップが大きい。
<ライオンの褒め方>
おだてに弱い。「すごい!すごい!」と根拠のない褒め方もOK。
「あなただけ特別に…」などとVIP待遇されると上機嫌。
「〇〇さんがあなたをほめていたわよ」と言うのも効果的。
「さすがだね」「○○ちゃんならできると思った」といったヨイショ系のおだても言葉通り受け取る。
「いつも堂々としているね」もライオンには心に響くほめ言葉。
SUNグループは、ほめる言葉に根拠やバリュエーションはいらない。
基本的にほめられることでやる気を出し、VIP待遇されれば、とてもいい気分になって頑張る。特に人前で褒めると効果絶大。
あまり細かい指示は、それだけでやる気がなくなってしまうので、大筋でどのようにするかだけ言う。
自分自身にも高いレベルを要求するよう諭すと、優等生のメンツにかけて頑張る。
特に睡眠不足と空腹に対して抵抗力がなく、極端に機嫌が悪くなり、勉強の効率も下がる。まずは、規則正しい生活。
目標設定の仕方や日々の勉強の計画の立て方を教える。
<ライオンのNG言葉>
「それは違うよ」…間違いを指摘する場合は、人のいないところで。まず良いところをほめた上で、ライオン自身に間違いを気付かせる。
「あとでね」「これが終わってからね」…「今はこれをやっているから…」とはっきり理由を言うと納得してくれる。
「バカ」…烈火のごとく怒るライオンもいる。
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