『怒らなくても「自分からやる子」が育つ親の言動〇△×』メモ


 図書館で買ってもらった『怒らなくても「自分からやる子」が育つ親の言動〇△×』を読んだメモです。地頭力講座の内容にかぶる箇所もあります。余談ですが、地頭力講座は、第四期生募集が開始されました。中級編コンテンツが加わり、パワーアップです。第三期生までの参加者は、昨日から中級編コンテンツにアクセスできるようになりました。値上がりしてしまいましたが、来年1月10日まで期間限定価格59,800円で受講できますし、従来よりもサポート期間が1ヶ月延びて4ヶ月となっています!メールサポートは大変有用でした☆。地頭力講座の以前のブログ記事はこちら


・(坪田先生)[自分でやる子」を育てるカギは、「補助」。多くの親は、補助ができない。心配して「やめなよ、失敗するよ」と言ってしまう。それでは、好奇心も挑戦心も育たない。

・(坪田先生)5教科を学ぶメリットは、多面的な視点を持てること。

・どんなときも「疑問を持つのはすごいこと」と伝えたい。「私が疑問を持つことが、お母さんは嬉しいんだな」と子どもに無意識に思って欲しい。

・よく「なぜそう思ったの?」と質問返ししている。「その問いが出て来た理由」を知ることで、的確な答えを返せるから。適当に答えるわけにはいかないときは、「プロ」に質問しに行く(トランスジェンダー当事者など)。大人になった時に必要な能力(調べる、質問をまとめて当事者に会いに行く&インターネットで質問する、結果を文章でまとめる)を一緒に練習しながら身につけて欲しい。

・「自分の考えや表現を発表する力」、つまり「アウトプットする力」はとても大事。この力を家庭でうまく伸ばすためには「表現する機会を数多く作ること」が何より大事。たとえば、詩を書いて家族内で発表する、絵を描く、歌を作ってみんなの前で歌う、ブログを書く、など。まずは家族の中で、次に外に向かって発信する。①「自分は何を伝えたいのか」②「この表現を受け取ってくれる人は、どんな人なのか。そのためには、どんな伝え方があるのか」を問いかけ、意識してもらう。

・<子どもに世界を広げてほしいとき>〇「いろんな大人に会ってもらい、できるだけ質問してもらう。」親が、見えない天井になりたくない、から。

・(坪田先生)子どもが準備に時間がかかるのは「手持ちの全時間」「残り時間」「自分の全タスク」「優先順位」が把握できていないから。子どもにとっての「優先順位」はその瞬間ごとに変わるため、「今やるべきこと」を親が声がけするのは、最高の補助。親が「やってあげる」のではなく、「やる時刻を知らせて、自分でやってもらう」。

・わが家では、子どもが小学生になるときに、交換ノートを渡しています。単語の羅列でも、箇条書きでもかまわないので、気持ちを書いてもらう。ノートを受け取ったら、その日のうちに返事を書き、できることはないか相談するようにしている。

・(坪田先生)意識的に嘘をつくのは3歳ごろから始まる。「嘘をつく」は認知発達の指標のひとつ。知的な能力が上がったという、とても大事な行動。

・<犯罪にあわないように、注意をよびかけたいとき>〇「『犯罪にあったときはどうするか』シミュレーションし、親以外に『言える人』を確保する」。わが家では、性犯罪の報道に接したら、「女子高校生が1人で歩いていたら、トイレに連れ込まれて、体を触られたんだよ」などと、起こりうる事実を伝える。犯罪は、本人がいくら気をつけていたとしても、防ぎきれないこともある。そんなとき、「誰かに打ち明けられる力」をつけておくのも、大事なこと。

・<「気が合う友達がクラスにいない」と言われたとき>〇「学校の人間関係をうまくいかせるのは難しいという立場で、『気をつかわなくていい子』を探すよう、促す」。

・<学校にイヤイヤ行った子が、帰宅したとき>〇子どもの気持ちに寄り添って話す。過剰に騒いだり、ほめたりしない」。なるべくフラットな態度で迎える。

・家族みんなで笑いながらご飯を食べられるのは、人生のうち何年かしかない。子どもたちに何かを伝えたいときは、「お詫び」ではなく「感謝」の言い回しを活用。

★「子どもの愛は無限ではない」。(坪田先生)「親が、子どもに無償の愛をあげているのではなく、子どもが、親に無償の愛をくれている」。こんなに無償で求められ、愛された経験は、小さいうちの親子関係でしかありえない。★

コメント

このブログの人気の投稿

パルキッズ、英検オンラインレッスンのAI化と値上げ

明石公園の鳥

現在の日課