『「強み」を生み出す育て方』メモ
『「強み」を生み出す育て方』
<第1章 子どもの「強み」を見極めよう>
子育てのゴールは、「子どもが"自分の強み"を見つけて、人生を自分で選択できるようにすること」。
子どもが自分の「やりたいこと」「長所」を突き詰めることが、「自発的なやる気」につながり、自分らしく自己実現していく原動力になる。
子どもが持つ強みの芽を「具体的に」ほめる。
気質…性格的特性(優しいなど)
素質…身体的特性(背が高いなど)
才能…技能的特性(リズム感があるなど)
子どもの「強み作り」で一番大切なのは、「気質」。
子どもの気質を見極める時は、環境によって形成された性格と混同しないよう注意する。
(外ではいい子で家では暴れん坊、という場合、暴れん坊が子どもの気質。)
5つの気質…①開放性、②誠実性、③精神耐性、④外向性、⑤協調性。
[ビッグファイブ診断]
天才気質…6点、研究者気質…5点、商人気質…4点、パフォーマー気質…1点、共感者気質…6点⇒「天才気質」「共感者気質」。
天才気質…開放性が高め。ほめポイントは、「独創的だね、目の付けどころが違うね、発想が違うね、ユニークだね、感性が鋭いね」。
共感者気質…協調性が高め。年齢、性別、人種などを超えて多様な人と関わる環境を与えてあげる。ほめポイントは、「優しいね、親切だね、思いやりがあるね、こまやかだね、よく目が届くね」。
素質…「外見的素質」と「身体能力的素質」。
外見的素質…「背が高い」「笑顔がかわいい」。
身体能力的素質…「手先が器用」「身体表現力が高い」。
頭脳的素質…「言語発達がずば抜けて高い」。
才能…①STEM的才能(10点)、②言語・博物学的才能(13点)、③運動的才能(10点)、④音楽的才能(19点)、⑤アート的才能(19点)。
②言語・博物学的才能のほめポイント
(家庭に多様な分野の本、図鑑、百科事典などを置いておく。)
(動物園、水族館、博物館、科学館など、好奇心を刺激するような場所に頻繁に連れて行く。)
お話がうまいね、記憶力がいいね、物知りだね、読書家だね、表現力が豊かだね。
④音楽的才能のほめポイント
素敵な声だね、リズム感がいいね、上手に弾けるね、いい音だね、音程が正確だね。
⑤アート的才能のほめポイント
(よく描けた絵を「立派な額縁」に入れて家に飾る。)
(子どものアート的才能を伸ばすには、たくさん絵を描くことが一番。)
迫力があるね、今にも動きだしそうだね、丁寧に描けているね、色の使い方がユニークだね。
<第2章 子どもにベストマッチの習い事を探そう!>
①地の利を活かす
②中学・高校の部活につなげる
子どもの習い事は長く続けることが理想。
③スキマ狙い
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